群馬県の渋川市周辺で住まいを探している方のなかには、吉岡町も候補に入れて考えている方もいると思います。
新しい住まいを探すうえで、その町の住みやすさや住環境はぜひチェックしておきたいポイントです。
今回は、群馬県にある吉岡町の住みやすさはどうなのか、吉岡町の概要や住環境、吉岡町がおこなっている移住支援についてご紹介していきます。
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吉岡町の住みやすさ①：町の概要
吉岡町の住みやすさを知るには、まず吉岡町がどのような町なのか、その概要を知ると良いでしょう。
ここからは、吉岡町の概要についてご紹介します。
吉岡町の概要「位置」
吉岡町は群馬県北群馬郡にある町で、群馬県のほぼ中央に位置しており、榛名山の南東の山麓と利根川地域に展開している都市近郊農村です。
吉岡町の西半分は榛名山のすそ野の一部で、標高は200～900mの傾斜地となっており、一帯は放射状の幅射谷がよく発達しています。
東半分は、標高100～200mの洪積層からなる洪積台地が、山麓から東に向かって流れる中小河川によって削られている地域です。
吉岡町は、北は渋川市、西は榛東村、東および南は前橋市に接しています。
吉岡町の概要「面積」
吉岡町の面積は、20.46平方キロメートルです。
東経は139度0分46秒、北緯は36度26分39秒となっています。
東西の長さは10.08km、南北の長さは6.43kmです。
標高は191.20mとなっています。
吉岡町の概要「歴史」
吉岡町の歴史は、明治4年の廃藩置県によって吉岡地区内の村々が前橋県の管轄となったところから始まります。
その後第二次群馬県が発足し、吉岡地区はその管轄下に入りました。
昭和24年には北群馬郡が誕生し、昭和30年に明治、駒寄両村が合併して、2つの村を結ぶ河川の名前にちなみ、吉岡村が誕生したのです。
そして平成3年4月に町制が施行され、吉岡町となりました。
令和3年には町制施行30周年を迎え、一般県道南新井前橋線バイパス2期工区が完成し、さらに便利になっています。
吉岡町の概要「人口」
吉岡町の人口は、住民基本台帳によると1955年4月1日の時点で人口1万11人、世帯数が1,680戸でした。
その後1991年4月に1万3,503人、2000年4月に1万6,111人、2005年4月には1万7,916人と着実に人口を増やしていっています。
2010年には1万9,284人、2015年には2万531人、2020年4月1日時点では2万1,706人、8,239世帯です。
産業別就業人口の変化としては、1955年には14.1％だった第一次産業が、2020年には3.4％に減少、1955年に21.8％だった第三次産業は2020年には70.9％に増加しました。
吉岡町の概要「気候」
吉岡町の気候は内陸性気候で、夏は最高気温が30度を超えることもありますが、冬は最低気温が氷点下を下回り、雪は少ないです。
標高900メートルを超える榛名山東麓から、標高100メートルの利根川まで東へとゆるやかに傾斜している地形で、四季の移り変わりが豊かな地域です。
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吉岡町の住みやすさ②：住環境
豊かな自然に囲まれた吉岡町は住環境にも優れており、住みやすさの面でもおすすめできる地域です。
ここからは、吉岡町の住環境について、具体的にご紹介しましょう。
吉岡町の住環境「アクセス」
吉岡町の交通アクセス事情は、電車の便はあまり良くはありませんが、車でのアクセスは抜群といえます。
吉岡町は上越新幹線やJR上越線などの鉄道が走っているものの、電車の停車駅がないため、電車に乗るには隣の渋川市や前橋市へ行かなければなりません。
しかし、高速道路は関越自動車道が通っており、駒寄スマートIC、および駒寄PAが設置されているなど、交通の便は良いのが特徴です。
高速以外でも、国道17号の前橋渋川バイパスが通っており、高崎市や前橋市などへのアクセスも容易となっています。
さらに、路線バスも整備されているため、町内の移動や近隣都市への移動まで幅広く活用できます。
吉岡町の住環境「治安」
吉岡町の住環境を考えるうえで、治安の良さもポイントのひとつです。
吉岡町は、豊かな自然に囲まれて、澄んだ空気のなか四季折々の空気やにおいを肌で感じながら生活できる環境です。
子どもたちがのびのび遊べる環境も整っています。
さらに、吉岡町では、地域の治安維持のために、各種団体による防犯パトロールもおこなわれています。
吉岡町の住環境「買い物」
吉岡町の住環境を買い物の面からみてみると、県道15号線の吉岡バイパスを中心にしてショッピングスポットが充実しています。
吉岡町は「町」でありながら、交通アクセスが充実しているために、多くのショッピングスポットがあり、日常の買い物には困りません。
県道15号線の吉岡バイパス沿いにはホームセンターやスーパーマーケット、書店などが入った広いショッピングエリア「カインズパーク」があります。
その近隣にはドラッグストアを併設したショッピングモールもあります。
吉岡町の住環境「子育て」
吉岡町には、子育てがしやすい環境が整っています。
豊かな自然に恵まれた環境は、子どもたちの成長に良い影響を与えるとともに、子どもたちがのびのび遊べる公園も整備されています。
また、町の子育て支援も充実しており、令和5年4月より保育料の完全無償化を実現し、吉岡町独自の制度として、3歳以上の子どもおよび3歳未満の第2子以降の保育料が無料です。
さらに、第3子以降の学校教育費の無料化制度も開始しています。
吉岡町の住環境「観光スポット」
吉岡町には、自然の魅力あふれる観光スポットも多くあり、船尾自然公園では春には桜並木が楽しめ、初夏には紫陽花も目を楽しませてくれます。
船尾滝は、四季それぞれに違う姿を見せてくれるなど、一年中楽しめるスポットです。
漆原地区には、ざる観音で有名な長松寺もあり、旧伊香保街道沿いには野田宿の街並みも残り、道行く人々に風情を感じさせてくれます。
さらに、歴史を感じられる史跡も充実で、珍しい八角形墳である三津屋古墳は、群馬県の指定史跡のひとつに指定されています。
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吉岡町の住みやすさ③：移住支援
吉岡町では、吉岡町へ移住を考えている方への支援として、移住支援金事業をおこなっています。
ここからは、吉岡町がおこなっている移住支援についてご紹介します。
吉岡町の移住支援金事業
吉岡町では、首都圏から吉岡町への移住に関わる一時的な負担を軽減して、吉岡町内への移住促進を図り、地域の活性化に資する人材の確保を目指しています。
移住先に関する要件は、転入日の翌日から1年以内であること、申請後5年以上連続して吉岡町に居住する意思がある、会社からの命令ではなく自己の意思により移住したことです。
令和5年4月1日以降に転入した方を対象としています。
吉岡町の移住支援交付金
移住支援金事業の交付金の金額は、単身者で60万円、2人以上の世帯で100万円です。
さらに、申請日が属する年度の4月1日時点で、18歳未満の世帯員1人につき、100万円が加算されます（上限は3人）。
吉野町の移住支援の対象者
吉岡町の移住支援の対象者は、群馬県のマッチングサイトに移住支援金の対象として掲載する求人に新規就業した方や、プロフェッショナル人材支援事業を利用して移住・就業した方です。
また、テレワークの方で、所属先企業の命令ではなく自分の意思で移住し、移住先を生活の本拠として、移住元での業務を引き続きおこなう方も含まれます。
さらに、群馬県の事業による企業支援金の交付決定を受けた方であることも条件です。
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まとめ
吉岡町は、群馬県の中央に位置する自然に恵まれた町で、面積は20.46㎢、2020年時点の人口は2万1,706人です。
吉岡町は車での交通アクセスに優れており、買い物スポットも充実で、子育て支援にも力を入れています。
吉岡町では移住支援金事業をおこなっており、単身者で60万円、2人以上の世帯で100万円を交付します。
