転勤などで住まい探しをしている方のなかには、伊勢崎市で物件を探している方もいると思います。
伊勢崎市の住みやすさだけでなく、伊勢崎市でおこなっている移住支援についても気になっている方も多いでしょう。
今回は、伊勢崎市の住みやすさはどうなのか、伊勢崎市の概要や住環境、移住支援についてご紹介します。
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伊勢崎市の概要
伊勢崎市の住みやすさを知るうえで、まずは伊勢崎市の概要を知っておくとより理解が深まるでしょう。
ここからは伊勢崎市の概要をご紹介します。
伊勢崎市の位置・面積
伊勢崎市は群馬県南東部に位置しており、周囲には前橋市、高崎市、桐生市、太田市など県の主要都市があり、南部では埼玉県に接しています。
伊勢崎市は赤城山麓の南面にあり、南部には利根川が流れており、全体として平坦な地形で住みやすいです。
伊勢崎市の面積は、国土地理院市町村別面積によると139.4㎢で、県内の2.2%を占める広さです。
東西に13.1㎞、南北に約18.4㎞の、南北にやや細長い形状をしています。
伊勢崎市の歴史
伊勢崎市は昭和15年に伊勢崎町と茂呂村、殖蓮村が合併して誕生しました。
市内には茶臼山古墳をはじめとする多くの古墳が存在しており、早い時期から豪族が力を持ち、組織化された社会を営んでいた形跡があります。
産業面では、火山灰地で水はけが良く桑の成長に適した土地であることから、古くから養蚕が盛んな地域です。
江戸時代には太織の産地として知られ、明治以降には伊勢崎銘仙が有名になり、織物の町として発展してきた歴史があります。
伊勢崎市の人口
伊勢崎市の人口は、令和6年8月1日現在で21万2,067人、世帯数は9万6,573世帯となっています。
群馬県内にある12の市のなかで、人口は高崎市、前橋市、太田市に次いで4番目の規模です。
伊勢崎市全体が平坦な地形で住みやすく、また治安が良いため、子育てがしやすいと人気の高いエリアとなっています。
伊勢崎市の気候
伊勢崎市は群馬県内では比較的温暖な気候のエリアで、気候面でも住みやすさのポイントが高いです。
雨の日が少なく、日照時間が長い点が特徴です。1年を通じての平均気温は約15度、年間降水量は約1,200㎜です。
冬季には「上州のからっ風」と呼ばれる寒風が吹きます。
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伊勢崎市の住みやすさのポイント「住環境」
伊勢崎市は住みやすさの点でも特徴的なポイントが多い街です。
ここからは、伊勢崎市の住環境や住みやすさについてご紹介します。
伊勢崎市の住環境①交通アクセス
伊勢崎市の主要駅は「伊勢崎駅」で、ここからはJR両毛線と東武伊勢崎線が利用可能です。
JR両毛線は高崎や桐生へつながっており、高崎駅では上越新幹線・北陸新幹線に乗り換えができます。
東武伊勢崎線では、埼玉県の太田市や館林、越谷、春日部、東京の浅草へもアクセス可能です。
市内には無料のコミュニティバス「あおぞら」が走っていますが、電車やバスの本数は多くありません。
しかし、伊勢崎市内では国道や幹線道路の整備が進んでおり、公共施設や商業施設、病院などの駐車場も充実しているため、車を運転する方には住みやすい環境が整っています。
伊勢崎市の住環境②治安
伊勢崎市を治安の面から見ると、人口が多いにもかかわらず、犯罪の発生件数が少ない点が特徴です。
平成28年の群馬県警のデータによれば、伊勢崎市での犯罪発生率は1,000人あたり約9名と低く、治安が良いエリアです。
また、地域のつながりが充実しているため、災害時には地域でサポートし合えるなど、安心できる面が多く、住みやすさのポイントとなっています。
伊勢崎市の住環境③買い物
伊勢崎市には「スマーク伊勢崎」や「ハイパーモールメルクス伊勢崎」などの大型ショッピングモールがあります。
これらの商業施設では、食料品や日用品の購入ができるだけでなく、レストランなどの飲食店も充実しており、家族連れのお出かけにも便利です。
さらに、子どもがいる世帯には「ぐーちょきパスポート」カードが配布されており、商品割引やジュースの提供などのサービスが受けられます。
伊勢崎市の住環境④公園施設
伊勢崎市には大きな公園から小さな公園までさまざまな施設が揃っており、とくに子どものいる家庭には住みやすいエリアです。
「華蔵寺公園」では、春には桜、秋には紅葉が楽しめるほか、遊園地もあり、幅広い年齢層が楽しむことができます。
「あずま運動公園」はアスレチックが充実しており、有料の体育館やテニスコートも完備されているため、身体を動かして遊ぶのに適しています。
「いせさき市民のもり公園」ではバーベキューや水遊びができるため、親子で楽しむことができると人気です。
伊勢崎市の住環境⑤観光スポット
伊勢崎市の観光スポットのひとつに、明治時代に活躍した養蚕農家の家である「田島弥平旧宅」があります。
ここでは実際に蚕を育てていた蚕室などを見学することができます。
「子どものもり公園伊勢崎」では、工作などの体験学習や、岩山のようなアスレチック、グランドゴルフなど、さまざまな遊びが楽しめます。
「せせらぎ公園」では、キャンプやバーベキューが楽しめるほか、夏には水遊びも可能です。
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伊勢崎市の住みやすさのポイント「移住支援」
伊勢崎市では、群馬県移住支援金事業の一環として「伊勢崎市移住支援事業補助金」の支給をおこなっています。
ここからは「伊勢崎市移住支援事業補助金」の内容についてご紹介します。
「伊勢崎市移住支援事業補助金」とは
「伊勢崎市移住支援事業補助金」とは、地域の活性化に資する人材を確保するため、東京圏からの移住促進を図る目的で補助金を支給する事業です。
申請受付期間は、令和6年4月1日から令和7年2月14日までとなっています。
「伊勢崎市移住支援事業補助金」の補助金額
補助金額は、単身世帯なら60万円、2人以上の世帯なら100万円となっていますが、同一世帯で2人以上が受給することはできないため、注意が必要です。
さらに、子育て世帯には加算があり、扶養義務のある18歳未満の世帯員を帯同して移住した場合、1人につき100万円が加算されます。
「伊勢崎市移住支援事業補助金」の対象者
「伊勢崎市移住支援事業補助金」の対象となるのは、以下の要件のすべてを満たした方です。
- 移住元・移住先に関する要件
- 地域の担い手としての役割に関する要件
- その他の要件
移住元・移住先に関する要件
移住支援事業の対象者は、移住前の10年間のうち通算5年以上東京23区に居住していた方、または東京圏内の条件不利地域以外に居住し、東京23区へ通勤していた方です。
さらに、移住直前の1年間は連続して東京23区内に居住または通勤していることが必要です。
申請時には、転入日の翌日から起算して1年以内であり、申請日から5年以上伊勢崎市に継続して居住する意思を有していることも求められます。
地域の担い手としての役割に関する要件
一般就職の場合、移住者向けの求人サイトに掲載されている求人で、移住支援金の対象企業である必要があります。
専門人材の場合は、内閣府地方推進室が実施する事業を利用した移住・就業が対象です。
テレワークの場合は、移住前の仕事を移住後もテレワークで継続している方が対象です。
さらに、申請日が属する年度の4月1日時点で45歳以下であることも要件となります。
その他の要件
2人以上の世帯の補助金を申請する場合、移住元においても同一世帯に属していたことが条件となります。
また、日本人であるか、外国人であっても永住権や日本人の配偶者などの在留資格を有していることが必要です。
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まとめ
伊勢崎市は群馬県にある温暖な気候の都市で、子育てがしやすく住みやすいと人気です。
伊勢崎市の住みやすさのポイントとして、交通アクセスの良さや治安の良さ、住環境の充実が挙げられます。
さらに、東京圏からの移住者に補助金を支給して移住支援をおこなっています。