高崎市は群馬県の中心的な存在で移動に便利な位置にあるため、住みたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
今回は高崎市の概要や住みやすさ、移住支援を中心とした子育て環境や利便性などを取り上げてみます。
他県からの移住をお考えの方、高崎市付近にお住まいで高崎市にお引っ越しをお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
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高崎市の概要
まずは高崎市の概要を位置や人口、交通、自然についてお伝えします。
高崎は群馬県の県庁所在地ではありませんが、交通の要所となる利便性の良い場所でありながら、豊かな自然も魅力です。
概要とともに高崎市の住みやすさや魅力についても考えてみましょう。
位置・人口
関東平野北端に位置する高崎市は群馬県を代表する都市で、面積は459.16㎡、市の人口は37万人を超え群馬県内で一番です。
そのため、しばしば県庁所在地と誤解されますが、県庁所在地はお隣の前橋市なので、ご注意ください。
ただし、高崎市は北関東で指折りの都市であるため、政令指定都市に次ぐ事務権限が認められている中核都市になっています。
そして、市の西には榛名山などの山々がそびえており、かつて中山道の宿場町として発達したのはそのふもとです。
交通の要所となる利便性
古くから中山道の交通・商業の要衝として栄えていた高崎は現在も交通の要所となる利便性が特徴です。
鉄道は上越新幹線・北陸新幹線をはじめJRが4路線走っている他、上越電鉄上信線も乗り入れています。
道路は関越自動車道のみでなく、高速道路が3線、国道5線あり、全国でも有数の内陸交通網が整備されています。
そして、首都圏のみでなく、北陸や日本海側エリアにもアクセス可能です。
上記で説明したように交通の利便性が良い高崎市は、東京まで通勤可能なエリアです。
高崎駅から東京駅までかかる時間は上越新幹線だと最短51分、JR在来線の場合は約2時間となっています。
車の場合は高崎ICから練馬ICに出る関越自動車道を利用すれば約1時間です。
桜の名所や豊かな自然
高崎の桜の名所は高崎観音や城址公園ですが、高崎では桜以外にハクモクレンも咲いています。
ハクモクレンは高崎公園内で多く見られ、樹齢およそ365年以上の古木もある他、街路樹としても600本植樹されているのが特徴です。
また、高崎は豊かな自然のある都市としても知られており、市のシンボルマークの一部である緑は美しい自然を表しています。
市内にある自然で思い浮かぶのは榛名山です。
県を代表する山の一つである榛名山は、山頂には山荘などが集まる火口湖の榛名湖や中央火口丘である榛名富士があり、キャンプなどのアウトドアスポットになっています。
その他には緑豊かな公園、群馬の森もあります。
この都市公園は陸軍の火薬製造所があった場所に、1974年明治100年記念事業の一環として開園しました。
園内は、4haの広大な大芝生広場があり、全国の都道府県の木が立ち並ぶふるさとの道、遊びの広場など、豊かな自然の宝庫となっています。
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高崎市の住環境で見る住みやすさ
市内の住環境から住みやすさをご紹介します。
住環境でご紹介するのは、治安、子育て環境や教育、買い物など生活のうえで欠かせない点においてです。
また、レジャーや公園についても取り上げてみます。
治安
市内の2022年における刑法犯認知件数は1,367件でした。
そのため、群馬県内では刑法犯の多い地域ですが、繫華街から離れた住宅地の治安は悪くありません。
このまま住み続けたいという方も多いのは人情味が厚く市民同士の交流もさかんにおこなわれているためと考えられます。
実際に、ファミリー層から高齢者までが暮らしやすいとされている地域も存在します。
高崎では、市民の住みやすさのためにさまざまな取組みを実施中です。
たとえば、子どもに関する取り組みとして、小学校の通学路を毎年点検し危険な箇所の改善をおこなっています。
その他、交通安全教育の一環として啓発グッズの配布し、登下校時の通学路点検マップの作成をおこない、危険な場所の認識にも努めています。
高崎駅周辺から離れた治安の良い落ち着いた環境で暮らしたい方におすすめなのは、倉賀野駅や新町駅、吉井駅周辺です。
治安が良いうえに、高崎駅周辺よりも土地価格が抑えられるのもうれしいところです。
ファミリー向けの家を建てやすい広々とした土地も多く存在します。
子育て・教育
高崎にある教育施設は、保育園95園、幼稚園65園、小学校58校、中学校26校、高校13校です。
また、市内には大学もあり、社会人になるまで地元で育てられる、子育て世帯の家計にも優しい環境となっています。
また文化の環境も整っており、高崎市少年科学館でプラネタリウムを見たり、高崎芸術劇場で芸術に触れたりできます。
そして、スポーツ関連で主要な施設は、スポーツイベントが開催される高崎アリーナです。
家族で楽しめるレジャーとしては榛名山でのキャンプなどがあり、自然の中で思いきりアウトドアを楽しめます。
さらに観音山公園、高崎公園など、自然豊かな公園も数多くあるので、子どもたちと楽しく遊んだり、犬の散歩を楽しんだりできます。
買い物
高崎駅周辺はもともと江戸時代の城下町で中山道の宿場町だったため、今でもにぎやかで市役所などの公共施設、文化施設、金融機関、ホテルなどが集中しています。
もちろん、買い物できるお店も多く、駅西口のペデストリアンデッキに沿うように建っているのは、北関東最大級のファッションビルです。
その他にも全国規模の老舗百貨店、駅ビル内のショッピングセンターなどがあり、充実したショッピングエリアになっています。
また、市役所などがある官公庁街には地元の老舗百貨店があり、高崎中央銀座商店街もあります。
さらに東口は開発が著しいエリアです。
人気のお店が集中しているショッピングセンターや日本最大の家電量販店ヤマダ電機などがあります。
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高崎市の住みやすさと移住支援
高崎の住みやすさを移住支援からご紹介します。
移住支援金、支給金額、申請要件を挙げてみましたので、参考にしてください。
高崎市移住支援金の支給金額
市では移住の促進や担い手不足解消のため、移住支援金を支給しています。
東京圏から移住した場合、東京23区の在住者・通勤者が、対象法人に就業すると単身で60万円、2人以上の世帯を持っている場合は100万円を支給します。
また、18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の世帯員一人につき30万円の加算です。
主な申請要件
主な申請要件として、転入直前10年間の中で5年以上東京23区内に在住、東京圏に住んで東京23区内への通勤経験があります。
または転入直前に1年以上東京23区内に在住、あるいは東京圏に在住して23区内に通勤した経験も申請要件にあてはまります。
ただし、東京圏に住みながら、都内23区内の大学に通学し、23区内の企業等に就職した場合、通学機関も申請要件の期間に加算可能です。
東京圏とは、埼玉県、千葉県、23区を除く東京都、神奈川県を指しますが、一都三県の条件不利地域の市町村を除きます。
条件不利地域は東京都の場合、檜原村、奥多摩町、大島町など、埼玉県は秩父市や飯能市など、千葉県は館山市、旭市など、神奈川県は山北町、真鶴町などです。
詳しくは高崎市のホームページをご覧ください。
条件が合えば、移住支援を利用して市内に在住し、住みやすさを実感してみましょう。
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まとめ
高崎市は榛名山などの自然が豊かで、交通網が発達しているため、都内各所への通勤も可能など、ファミリー世帯の居住に適した条件がそろっています。
また、買い物が便利で教育施設が充実している点も評価が高いです。
さらに、市による移住支援金も充実しているので、条件がクリアできればぜひとも活用してください。
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