不動産を売却する際には、不動産会社の仲介で買主を探す方法が一般的ですが、買取再販業を営んでいる不動産会社に売却する方法もあります。
しかし、買取再販とはなんなのか、仲介とはどう違うのかが分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、買取再販の概要や仲介との違い、不動産を不動産会社に売却するメリット・デメリットを解説します。
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不動産の買取再販とは?
不動産の買取再販は、不動産会社が直接物件を買い取り、リフォームやリノベーションをおこなったうえで再販する売却方法です。
個人間の売買の場合、売却後にその不動産に瑕疵が見つかった際には、契約不適合責任を追及される可能性がありますが、買主が不動産会社であれば免除されるケースも多いです。
買主にとっては、令和9年3月31日までに不動産会社から住宅を購入した場合、国土交通省の買取再販で扱われる住宅の取得に係る特例措置により登録免許税が軽減される可能性があります。
特例措置を受けるための条件は、昭和57年1月1日以降に新築された家屋で一定以上の耐震性を有していることなどがあります。
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買取再販と不動産仲介との違い
一般的な不動産の売却方法である仲介は、不動産会社が売主と買主をマッチングさせる仕組みとなっています。
したがって、買主が見つからない限り不動産を売却できません。
それに対して買取再販では、不動産会社が直接買い取るため買主を探す必要がなく、不動産をより早く現金化できる点に大きな違いがあります。
さらに、不動産会社が個人間での売買を仲介した場合は仲介手数料を支払う必要がありますが、不動産会社に不動産を売却する場合は必要ないことも大きな違いです。
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不動産を買取再販で売却するメリット・デメリット
買取再販業を営む不動産会社は、買い取った不動産にどのようなリフォームやリノベーションを施せば高く売ることができるかのノウハウを持っています。
そのため、古かったり立地がよくなかったりといった不動産も現状のままで売却できる点は、買取再販のメリットのひとつです。
仲介では必要な内覧対応も、不動産会社が買い取る場合では不要であり、売却にかかる手間を大きく省けます。
ただし、買取再販では、契約条件が細かく設定されることがあります。
のちのトラブルを防ぐためにも、売買契約を締結する前に、契約書の内容にしっかりと目をとおしておくことをおすすめします。
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まとめ
不動産会社が見つけてきた買主と売買契約を交わす仲介とは異なり、買取再販では不動産会社が直接物件を買い取るしくみとなっています。
売主側にとっては不動産をスピーディーに現金化できる、内覧対応が不要といったメリットがあります。
ただし、仲介よりも売却価格が安くなる点、契約条件が細かく設定される点には注意が必要です。
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