土地活用といえばポピュラーな方法として、アパート経営をイメージする方が多いでしょう。
しかし、何となくイメージはわくものの、具体的な契約の流れやメリット・デメリットなどが思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。
今回は、使っていない土地を所有している方に向けて、土地活用としてのアパート経営について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
土地活用方法の一種である「アパート経営」とは
アパート経営とは、所有する土地にアパートを建て、家賃収入を得ることをいいます。
アパート経営に向いているのは、駅や商業施設の近くにある土地や、人気エリアにある土地など、住環境の良い土地です。
大学の近くであれば学生向け、閑静な住宅街であればファミリー向けなどのように、エリアにあわせたアパートを建てる必要があります。
似た名前のものに「マンション経営」がありますが、アパートとマンションの違いには明確な定義はありません。
一般的には、2~3階建てで木造などの物件をアパート、それ以上の高さで鉄筋コンクリート造などの物件をマンションと呼んでいます。
予算や土地の広さ、ターゲット層などにあわせて選択すると良いでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却で必要な媒介契約とは?売却をスムーズに進めるための注意点も解説
\お気軽にご相談ください!/
土地活用としてアパート経営をおこなうメリット・デメリット
アパート経営のメリットは、入居者がいる限り家賃収入を得られることです。
景気の影響を受けにくいため、ほかの土地活用方法よりも収入が途絶えるリスクを低く抑えられます。
また、アパートの相続税評価額は時価よりも安く、現金を相続するより相続税額を抑えられることもメリットです。
所有している土地が更地の場合は、アパートを建てると住宅用地の特例が適用されるため、土地の固定資産税も安くなります。
一方デメリットは、災害リスクがあることです。
駐車場経営などに比べると、災害時に損害を被りやすく、再建するにも費用がかかります。
災害が発生しない場合でも、修繕費や管理費、建て替え費用などがかかるため、将来の出費に対応できるか計画段階からよく考えなくてはなりません。
さらに、空室が目立つと収入が減ってしまうことや、入居者間のトラブルに巻き込まれる可能性があることも、デメリットとして挙げられます。
▼この記事も読まれています
不動産売却時に確定申告は必要?必要書類から申告期間まで解説
\お気軽にご相談ください!/
土地活用でアパート経営を始める際の流れ
所有している土地でアパート経営を始める際は、まず周辺のニーズなどの情報を集めましょう。
次に建設会社に相談し、プランや見積もりを提示してもらいます。
所有している土地にアパートを建てる場合でも、2,500万円以上の初期費用が必要です。
資金が足りない場合は、建設会社が提示したプランをもとにローンを申し込みましょう。
ローン審査に通ったらアパートの建築が始まり、同時に入居者募集を開始します。
入居者募集はご自身でもできますが、不動産会社や管理会社と契約し、委託する方がほとんどです。
▼この記事も読まれています
不動産売却で火災保険を解約したら返金はある?手続きや計算方法をご紹介!
まとめ
土地活用としてのアパート経営には、安定した収入が得られる、節税できるといったメリットがあります。
しかし災害による損害を被りやすいほか、空室が目立つと収入が減ってしまうことがデメリットです。
土地活用としてアパート経営を始める場合は、土地周辺のニーズを調査することから始めましょう。
前橋市の不動産売却なら株式会社けやき不動産がサポートいたします。任意売却と相続相談も可能です!
弊社の相続診断士が空き家・相続のご相談を無料で対応いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。